休みの間にかずもんとN700系を見てきたなべです。
今日はお客様とミーティングがあります。
内容は前向きな物ではなく、『今までの作業に対する文句を怒鳴り散らす』だそうです。
今回のプロジェクトは、複数ベンダーで作業を行っているのですが、うち以外の会社はもう文句を言われてきたそうです。
一番優れたソリューションを提供した会社は、あまりの文句で今月撤退の覚悟を決めたそうです。
その会社に抜けられると、うちとしてはとっても痛いんですが・・・。
何故このような事になったかと言うと、どうやらお客様内部で組織変更があった模様です。
で、新しくシステム担当になった方が、状況把握という名の下にベンダーへ圧力をかけたかったようです。
新しい地位に就いた人は、得てして早急に実績を出そうと、突拍子もない行動に出るのが組織の常です。
この圧力を利用して、今後のベンダーへの発注額を落とし、予算削減の成果を出したいのでしょう。
ですが、この結果は恐らく全く逆の評価を生み出すと思われます。
お客様のシステムはまだ未完成品です。
まだまだ改善・機能追加が必要です。
当初からその計画で進んでおり、まだ計画は途中の段階なのです。
しかし、ベンダーからの反発を買い、各社のサポートを受けられなくなってしまうと、お客様のシステムは中途半端な状態のままで、業務に支障を来すようになるでしょう。
そうすると、何故ベンダーがお客様を見捨ててしまったのかがクローズアップされる事になります。
その時、彼は責任をとる覚悟はあるのでしょうか。
恐らくありません。
自分に都合の良い予測しか出来ない人は、常に物事の裏を見ようとしません。
見えていても見えていないフリをします。
私は、せっかく今まで長い事関わってきたお客様に、出来るだけいいシステムを提供したいと思っています。
それは、儲けだけでは決められない部分もあります。
ですから、どんなに怒鳴られようとも、いかにすべきか、このままではどのような結果になるかを提言してみようと思います。
その結果、うちの会社だけが切られる事もあるかもしれません。
ですが、その反面中枢のベンダーが残ってくれればいいんじゃないかとも思います。
こんな話を社長にしたら怒られちゃいますけどね(笑)
とりあえず今日の午後は打ち合わせです。
行ってきます。
行方は探さないで下さいwww
システムのことや普段の運用が分からない方に限ってまたこういう文句をおっしゃったりするんですよね・・・。
以前システムを入れ替える時にやたらと時間がかかる、
と言われたことが。
だって、ちゃんと動作確認したらふつうそれくらいかかるでしょ?
なんて勿論言いません。
お客様の為を思って言うこと、良いと思います。
ただ、「良薬は口に苦し」って分かってもらえるのかどうか、ですね。
行ってきました~。
続編書きますのでこうご期待!