マイ・インターン

あ…ありのまま 今 やっている事を話すぜ!
『営業として異動したのにプロジェクトのPMをやっていた。』
な… 何を言っているのか わからねーと思うがおれも 何をされたのか わからなかった。
ポルナレフネタをやってみたかっただけの冗談ですけどねw
色々やらせてもらって楽しい限りです!なべです。

ちょっとした時間の合間をぬってDVDで『マイ・インターン』を見ました。
老人に辛く当たるところから始まるのかな~っと思っていて、それだとしょっぱなから嫌な気持ちになると心配していましたが、そこは杞憂に終わりました。
ロバート・デ・ニーロ演じる70歳のインターンも妙な堅物じゃなく、周囲に溶け込める表現がされており、アン・ハサウェイ演じるやり手社長もそれほど毛嫌いするでもなく、ちょっと困りながらも徐々に受け入れて行く姿勢がとても好感持てました。

ストーリーとしては、若い人だけだったアン・ハサウェイの会社に社会貢献の目的で高齢者を採用したところ、その人物が会社に色々な影響を与えていく、というものなのですが、最終的に革命的な変化が起きるわけじゃありませんw
なんというか心持ちとか、姿勢とか、そういったものがちょっとだけ変わるというお話と感じました。

この映画見て、とても『いいなー!』と感じたのですが、一つは
年取ってもこうやって受け入れてもらえる人間でいたいなぁ~っと言うこと。
身の回りには周囲から『老害』と陰で言われる人もいます。
だけどこのインターンであるロバート・デ・ニーロは古いものに拘るのでもなく、新しいものに流されるのでもなく、とても自然で見ているこちらが微笑んでしまうようなキャラクターでした。
もう一つはそのロバート・デ・ニーロを受け入れる会社の柔軟性です。
なんだかんだ言ってもよそ者の意見を簡単に受け入れる事はあまりありません。
それがこの会社では良い物は受け入れるし、逆にロバート・デ・ニーロにやって欲しいことはしっかり指示します。
面白かったのが前半はガラケーだけ使っていたロバート・デ・ニーロが終盤スマホでLINEしているんですw
そんな『双方向』の影響がとても微笑ましいような気持ちになりました。

作品のもう一つの良さはアン・ハサウェイの笑顔ですね~!
キラキラ輝くような笑顔とはあの事を言うのでしょうか。
それに答えるロバート・デ・ニーロの笑顔も最高で見ているこちらがニマニマしてしまいました。

ドンパチがあるわけじゃなく、ビクトリーがあるわけじゃなく、ある会社のちょっとした変化の期間をさくっと切り取ったような自然な話がとても心地よい良作でした♪
お時間のある方はぜひ!