私の太平洋沖地震 その1

なべです。

先週金曜日、2011年3月11日に宮城の太平洋沖を震源とするマグニチュード9.0という前代未聞の大地震が発生しました。
被災された方、また被災地で苦労されている方には心よりお見舞い申し上げます。
今回のエントリでは私が経験した範囲「だけ」の東北地方太平洋沖地震を、心に刻み込む意味で文章に残したいと思います。

地震発生時、私は自分の会社が入っているオフィスにいました。
ちょっと有名な六本木アークヒルズに入っています。
かなり上の階なのが理由かは分かりませんが、激しい縦揺れから物凄い幅の横揺れになりました。
窓から外を見ると普段柱の陰で見えない場所までが見え隠れしているんです。
心の中では「ビル、折れるなよ!」と祈っていました。
オフィス自体の被害は軽微でしたが天井版が落ちかけてたり壁に大きな亀裂が走っていたりしました。
窓の外を見るとお台場方面で火災が発生しています。
火の海になるんじゃないかと一瞬恐怖がよぎりました。
ちなみに家に電話しても既に繋がらない状態。
会社の固定電話でも携帯でもダメでした。
ネットで被害状況を確認すると最大震度が6弱→6強→7と更新されていきます。
そのたびに何が起きているのか分からない不安とイヤな予感が大きくなっていきました。

その後幸いなのか残念ながらなのか分かりませんがシステム部長がいなかった為、課長に確認すべき事を提案し、片っ端から確認。
出来る範囲でのバックアップと構成の確認・災害時マニュアルの出力などを行いました。
余計なお世話かと思いましたが、まぁ文句があったらクビにでも何でもしてくれって気持ちでやりましたがクビにしないで下さいお願いします(;´_`;)

予想以上に長文になりそうなので、数回に分けてお送りします。