「映画」カテゴリーアーカイブ

さまよう刃

瞬間接着剤を最後まで使い切った事がありません。
なべです。

昨日は久し振りに映画鑑賞。
今回は『さまよう刃』を見てきました。
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最初に断っておきますが、
・娘さんをお持ちの親御さん
・感情移入しやすい方
は見ない方がいいかも!?
最初に「父と二人で暮らす娘が少年犯罪に巻き込まれる」事から物語が始まりますが、その事件が見ていて苦しくなります。
表現としてそれなりにオブラートに包もうとしているようではあるのですが、恐らく娘さんをお持ちの方だときついかな~と。
ストーリーはその後、犯人を知ってしまった父親が未成年である犯人に対してどの様な行動を取っていくか、を軸に展開していきます。
主演の寺尾聰(父親役)はモチロンの事、竹野内豊(正義漢の刑事)や伊東四朗(ベテラン刑事)がそれぞれのスタンスでそれぞれの考えを語ります。
見ているこちらも、自分ならどうするか、また何が正義なのかと悩んでいく事になります。
正直、物凄く重いテーマで頭が疲れますw
だけど避けてばかりはいられないのかな、と考えさせられた作品でした。

すかっとしたい時にはお勧めできませんが、じっくり見られるいい作品だと思いました。

サマーウォーズ

3本の感想を3日かけて書けば日記のネタが長持ちしたのにな、と今気付きました。
なべです。

ダブルヘッダー第2試合は夏も終わりそうなのに『サマーウォーズ』です。
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感動シーンが満載でとても心にグッとくるものがありました。
ありましたけど・・・何か足りないような・・。
例えて言うなら「涙は出るんだけど、鼻の奥からツーンとくる感じじゃない」って雰囲気。
出来事がバーチャル世界で起こるのでそれが現実感を無くしているのかな。
現実世界に影響しそうなのを防ごうと奮闘するから現実感が無くて正解なのか。
まぁそこは別にしても、人の暖かさや支え合う事の大事さなどはとっても良く表現されていたと思います。
もう公開から随分経っているにも関わらず、満席に近い状態だったのがそれを証明していました。
しかし神木隆之介くんは演じるという点において本当に天才的な能力を持っていますね~。
日本語吹き替え版の映画やアニメで本職の声優さん以外が声を当ててると8割方はがっかり、それどころか映画の雰囲気丸潰れって事がありますが、彼は本当に上手い。
今後も頑張って欲しいですね(^^)

正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官

かずもんがゲームやりたさに毎日早起きしてきますw
なべです。

今日は火曜日でシネマイレージカードをお持ちの方は割引料金で映画をご覧になれるのでダブルヘッダーしてきました!
これでまた6回分貯まったぜ!
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ダブルヘッダー第1試合はハリソン・フォード主演の『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』です。
ゴメンナサイ。
見る前は正直あまり期待していませんでしたw
だって「正義」なんて言葉を使ってるからまたアメリカ万歳映画かとw
実際は逆でした。
移民に関わる登場人物たちがどのような結末を迎えるのかを淡々と表しているのですがこれがまた切ない。
正直楽しく映画を見たい人には勧められません。
暗いシーン・胸くそ悪いシーンもあります。
ですがいろんな視点から物事を捕らえていて考えさせられる事がいっぱいありました。
外国で生まれた人が帰化してアメリカ人となりアメリカ人として生きていく事を『望む』、というテーマは、これからの日本の移民や外国人参政権の話なんかで我々にも身近になっていくのかもしれませんね。
蛇足ですがこれってちょっと邦題が外れているかも。
原題の『Crossing over』の方が良かったんじゃないかなぁ。
そんなに大ヒットしている訳じゃ無さそうですが、隠れた名作として激しくお勧めです(^^)

カムイ外伝

最近頑張って走っていたらふくらはぎに張りを感じた為故障者リスト入りしました。
なべです。

シルバーウィークの21日~23日はかずもんが終日野球の為、私も映画ウィークとしました。
そうじゃなくても見てるだろうとかいう意見はおいといてw
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昨日はカムイ外伝を見に行ってきました。
白土三平の漫画が原作になっています。
テイストとして漫画を強く意識した作りになっていました。
オープニングにも漫画の絵が登場していました。
ちょっと前に公開されていたGOEMONのように今風なアレンジかなと思っていましたが逆にしっかりとした時代劇の雰囲気でおっさんには安心して見る事が出来ましたw
終わった後に高校生くらいの子が「いや~これはないよな~」とか話しているのが聞こえちゃったんですが、高校生には難しい内容だったかなぁ。
ちょっと後味が悪いくらいの内容でその儚さがテーマなんじゃないかなって気がします。
主演の松山ケンイチさんのイメージがデス・ノートのLだったので「結構速く走れるんだな」と妙な部分に感心してしまったのは内緒ですw

男と女の不都合な真実

仕事中ペンをトントンやってたらキャップが外れて手のひらに刺してしまい血が出ました。
業務上過失傷害の加害者兼被害者、なべです。

今回の映画は『男と女の不都合な真実 』です!
いつもならここで、公開前のパンフレットのスキャンを貼りますが・・・今日は無しです。
何故なら絶対見ないと思っていたのでパンフレットを持って帰らなかったんです(笑)
恋愛物はどうしても苦手だったので無理だなぁと。
しかし予告編がとても面白そうだったので、時間も都合が良かったし見てみようと思いました。
こう考えると予告編って大事ですね~。

最初は苦手な恋愛物という頭があったので、慎重に(笑)見ていました。
しかし笑えるシーンが多くて面白かったですよ!
よく、「目があっただけで惹かれあってしまう」とか「隣の席に座ったら恋に落ちた」とかありますが、そう言うのを見ると「ないない」って思い冷めちゃうんですが、これはそう言ったシーンが少ない、いやひょっとしたら無かったかも。
男女の駆け引きとか、駆け引きじゃない部分とかが上手く表現されているんじゃないかな。
主演のキャサリン・ハイグルの「嫌味のない美しさ」は素晴らしいですね。
表情&表現豊かで見ているこっちの顔まで動いちゃいました。

恋愛物が好きな人はモチロン、普段見ない人にもお勧めできる作品だと思います!